さくらぎ瀞がわかる範囲の(スリランカの)テーラワーダの教え

スダンマ長老の弟子(在家)がつぶやいてみる。(只今休止中です)

2018-01-01から1年間の記事一覧

アビダンマ(略)の読書感想文2

アビダンマッタサンガハの読書感想文の続きを書こうと思い20頁を読んだら、「おや?」と色々調べなくてはならなくなった。 これは面倒だ。今までなんかろくに調べもせずに書いているのに、こんなことはしたくない。したくないが、アビダンマッタサンガハが…

緊張、長老

今日は土曜日だ。 現時点では、ブログのタイトルのところに「目指せ平日22時up」と書いてある。無理したってどうせ続かないんじゃね、という判断で書いたものだが、昨日と打って変わってなぜか今日は思いついてしまったので、書いてみる。 学生時代の友人の…

アビダンマッタサンガハの読書感想文を書いてみようと思う

もうネタがなくなった(笑)。 今までは、キーボードを前にしたらつるつる出てきた。今日は出てこない。 きっとあれだ、ネタ切れってやつだ。なので、人の本を読んで、ただただ読書感想文を書いていこうと思う。 ゆめゆめ間違っていただきたくはないのだが、…

twitterで善行為

スダンマ長老曰く、「善行為をして喜ぶ」。 この時、私は「え!?」と思った。 「え!?」と思ったということは、善行為は楽しくない、嫌なことだと思っていた、ということだ。 普通「修行」というと、やはり辛い、苦しいものだというイメージがつきまとう。…

大〇寺に乗り込む

宗教に結構詳しい人でも誤解していることがあるのでこれははっきりさせておきたいのだが、日蓮宗と日蓮〇宗は違う。 日〇正宗の系統に創〇学〇や顕〇会がある。〇価〇会とは結構前に決裂している。以前佛道実践会で「南無妙法蓮華経のイメージが悪い」と言っ…

預流果とは

そんなん知るか(笑)。 私は預流果になったことがない。だからわからない。 しかし、一つだけ確実なことが言える。預流果の人は、私より頭が良い。細かい私がいくら突っ込んでも、論理的に返してきてくれる。 なぜか。真理を知っているからだ。真理を知って…

私は、自分で言っていることがわからない(笑)。 あまりにわからないので、家に帰ってから嫁(画面の中からは出てきているぞ)に、「今日私はこういうことを言ったのだが、それはどういう意味なのか」とよく訊く。 そうすると、ずばっと答えてくれる時もあ…

テーラワーダの沙弥について

ネットを巡回していたら、大乗仏教出身でテーラワーダの国で数年出家されていた方が、「沙弥は未成年」と書かれていた。 これはまずい、と思い、書かせていただく。 sakuragi-theravada.hatenablog.jp ここにも書いたが、沙弥というのは比丘見習いともいえる…

āṭānāṭiyasuttaṃ

sakuragi-theravada.hatenablog.jp こちらに、出家は神々より上、と書いた。 では、在家はどうなのか。 実は、聖なる教えを聴いてる在家は、テーラワーダにおいては神々より立場が上だ。これがわかっているかどうかで、偉そうなことを言っていてもテーラワー…

アーユルヴェーダとの関係

アーユルヴェーダでは、相手の性質を見て、薬なり対処法を処方する。漢方もそうだ。 西洋医学では、万人に適用できるように、薬も有効成分を重視する。 どちらが良い、どちらが悪い、ということではない。一般に西洋医学の恩恵を受けている我々は、どれだけ…

BBQ、肉食

今日は、よくわからない話を書こうと思う。 よくわからない人が書くのだから、内容はそれなりだ。まあ仕方がない、だって料理といえばインスタントを作るくらいしかできないんだもん。 スダンマ長老は、バーベキューが嫌いだ。すんごい嫌いだ。 なぜなのかと…

桑名の雨安居明け法要に参加してきました

いや、正確に言うと、参加できていない(笑)。 私が桑名の精舎に行くのは今回が初めてで、住所はわかっているのだが、Googleマップにも出てこない。仕方がないので写真を頼りに町内を探し回りやっとたどり着くと、スダンマ長老がちょうど帰るところで、「も…

禅定、神通、空を飛ぶ

突然だが、第四禅定(色界最終禅定)に入っている人は、空が飛べる(まれに第三禅定の人もいるらしい。コントロールできるのだろうか…)。 え!?と思うかもしれないが、考えてみれば当然だ。欲界であるこの世で空を飛ぶのに、無色界禅定は必要ない(他心通…

「行って来ます」

富士スガタ冥想センターから帰るとき、スリランカ人は「行って来ます」と言う。 日本人である私は、もちろん違和感があった。最初は「外人だから日本語が間違ってるんだろう」と思っていた。 しかし、けっこう日本語がべらべらにしゃべれる人でも、そう言う…

善行為をしよう、と思って来るのでなければ、寺に来なくていい

スダンマ長老は、自分の立場を優位にするために寺に来る人が大っ嫌いだ。 寺に来る以上、何か善行為をするために来る人は歓迎だが、そうでない人が来ることはとても嫌がる。 その善行為は、なんでもいい。お布施の人もいれば、作務の人もいるし、法を聴きに…

テーラワーダの言語について

寺によく来る在家の方で、ミッデニヤさんという方がいる。 スリランカではお坊様学校の先生をされていた方で、以前十二縁起をスダンマ長老が教えてくれたことがあったが、 sakuragi-theravada.hatenablog.jp その時もスダンマ長老はこの方を頼りにしていた。…

雨安居明け法要に参加してきました

昨日行われた富士スガタ冥想センターの雨安居明け・カティナ衣法要に参加してきた。 参加されたお坊様は、スリランカから5人、スダンマ長老、アミタサーラ・バンテー、冥想センターで雨安居に入られたチャンダウィマラ長老、そして日本の大乗仏教のお坊様2…

アビダンマッタサンガハを読んでみた

先日、 sakuragi-theravada.hatenablog.jp こちらの記事で、日本語がよくわからないが、気合を入れてウェープッラ長老のアビダンマッタサンガハ・南方仏教哲学教義概説を読んでみよう、と言った。 そして、読んでみた。まだ最初の方だけではあるが。 おかし…

スダンマ長老の書き起こし

fujisugatavihara.blogspot.com スダンマ長老の法話の書き起こしをしている。 www.asca-voitex.jp こちらのアプリを使っている。残念ながらmacには対応していないが、Windowsを使っていて書き起こしをする方には無条件でおすすめできる。 さて、テーラワーダ…

性格、性carita

なぜかアビダンマ(ッタサンガハ)の話題になってしまう。 以前にも書いたが、スダンマ長老はアビダンマを教えてはくれない。 sakuragi-theravada.hatenablog.jp 法話の中で参考になるので折に触れておっしゃることはあるが、「だからアビダンマは嫌いなんだ…

ラベリングは要るのか要らないのか

結論から言おう。どっちでも良い。 しかしそれぞれの師匠のやり方に沿って順序などもあるので、それに従ってほしい。そのことについてはこちら sakuragi-theravada.hatenablog.jp とかこちら sakuragi-theravada.hatenablog.jp に書いた。 冥想の師匠は結構…

一時出家修道会に思う

私はスマナサーラ長老を大変尊敬している。実にすさまじい方だ。しかし今回はその長老に意見したい。 長老が長年待ち望んでいた一時出家会が開催され、それに対して私も感無量だったことは以前こちらに書いた。 sakuragi-theravada.hatenablog.jp 私の師匠で…

世の中に色々あるヴィパッサナー冥想について

いきなり「冥想を初めて何年ですか」と聞かれることがある。私は「冥想はちょっと…」と答えることにしている。大概こういう場合、「私は何十年冥想しています」とマウンティングされるからだ。 別に、興味があって誰かに冥想を何年やっているか訊くのが悪い…

対機説法について

今日は大変難しい話を書こうと思う。対機説法の話だ。 内容的にも難しいが、社会的にも難しい(笑)。 実はスリランカでの方が「このお坊様はこう言った、あのお坊様はこう言った。言うことが違うではないか」という問題が多く起こるらしい。まあ当然と言え…

paññatti施設(せせつ)、なぜ「我」があると思ってしまうのか

(テーラワーダ)仏教が根本的にほかの宗教と違うところは、「無常、苦、無我」の三法印だ。厳密に言えば滅尽定があるが、正直在家の修行には全く関係ないと言い切っても良いでしょう。 というか、色界禅定には興味のない私であるが、実は滅尽定については興…

無色界、vibhavataṇhā、ākāsakasiṇa虚空遍

私は一時期、自殺のことしか考えていない頃があった。理由はわからないが、なんかおかしい。別に何がおかしい、というわけではないが全てがおかしい。自分の何かがおかしいのだろうから自分の何かを変えなきゃと思いながら、何を変えるべきなのかもわからず…