さくらぎ瀞がわかる範囲の(スリランカの)テーラワーダの教え

スダンマ長老の弟子(在家)がつぶやいてみる。(只今休止中です)

そろそろお休みいただいては

 以前はブログのアクセス数が100を超える日が出てきた、と喜んでいたが、ここのところ、一日のアクセス数が100を切る方が珍しくなってきた。

 

 いやいや、確かに今はアビダンマはやっていない。それが功を奏したのだ(笑)と思うが、Googleからのアクセス先が、なぜかこんな記事だ。

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 う~ん、やっぱり記事的にまずかったかなあと思いきや、「もしかして」と自分でも調べてみたら、どうも検索ワードは「ヤサ長老」だったようだ。

 

 なんか申し訳ない。だからといって今更文章を変える気も毛頭ない(笑)のだが、この記事とヤサ長老は、はっきり言って何の関係も無い。


 私の師匠であるスダンマ長老はヤサ長老のことをよくご存知だが、私はよく存じ上げない。お顔を拝見したことは何度もあるが、個人的にお話ししたことは全くない。お話を聴いたのも、名古屋の勉強会で一度だけだ。

 

 というわけで、正直に言ってしまうと、私も不安だった。スマナサーラ長老が体調を崩され、ヤサ長老がお話しなさるという。動画を見てみようと思ったが、音量が小さすぎてとても聞く気になれなかった。音についてはどうにも、すぐにキレて我慢ができなくなってしまう。

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 しかし、その少ない時間映像を見ていても、ヤサ長老は溌溂と語ってらっしゃったようにお見受けでき、その後のネット情報を見ても、大変好評だったようだ。

 

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 富士スガタ冥想センターにスマナサーラ長老がいらっしゃった時、実は長老は「(死を)覚悟した」とおっしゃっていた。それほど体調はひどかったようだ。私としては、だいぶ以前から、スマナサーラ長老にはもう少しお休みいただきたいと思っていた。

 

 よくは知らないのだが、昔の仏教協会を知る人たちに話を聞いても、長老は話している最中に倒れることがよくあったそうだ。私はそんな話は全然知らなかったから「いやいや、休ませてあげて下さいよ」なんて思ったが、どうも私が長老にお会いする前の話のようだったから、「う~ん…」と言葉が継げなくなってしまった。

 

 ご本人がどう思っているかはまったく知らない。仏教を語っている方が元気になるのかも知れない。しかし、もうそろそろ「いやいや、休んでくださいよ」と、正直、言いたい。

 


 スマナサーラ長老がいたらした時には、スリランカのお坊様も多数いらっしゃったし、日本の大乗仏教のお坊様もいらっしゃった。

 

 私は、それまでのイメージとしては、失礼ながらかどうかわからないが、どうしても「スマナサーラ」という、なんか別の、とんでもない生き物だ、というイメージしかなかったのだが、そこでスリランカのお坊様と一緒に並んでいるのを見て、初めて「ああ、やっぱりスリランカのお坊様なのだなあ」と思った。長老がご飯を食べているのも、初めて見た。これこそ失礼千万だが、長老はご飯を食べないと思っていた(笑)。

 


 なんの関係も無い話だが。つい思い出してしまったので。

 

 といっても、正確な話は覚えていない。確か十年以上も前の話だったと思うが、問題行動を起こす子供が普段どういうゲームをしているか、という記事だった。

 

 そのデータによると、暴力的で残虐なゲームをしている子の方が問題行動を起こす気が私もしていたが、実は正義の味方が敵をやっつけるゲームをしている子の方が、圧倒的に問題行動を起こすことが判明したらしい。研究者も驚いたという。

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 こちらにもあるように、「私が正しい」という人の方が、どうやら危ないようだ。

 

 では、「私は正しくない」と思えばいいのだろうか。いや、これはまたこれで大問題になりそうだ(笑)。「我こそが正しい」という人に非常に騙されやすくなる。

 

 ではどうすれば良いのか。結局は、「仏道を実践していきましょう」という結論ですな。焦らず、ゆっくりと。