さくらぎ瀞がわかる範囲の(スリランカの)テーラワーダの教え

スダンマ長老の弟子(在家)がつぶやいてみる。(只今休止中です)

YouTubeは、自分の視野を拡げる良いツール

 宗教をやっていると、どうしても「ちゃんとしなきゃ」と思ってしまうものだ。

 

 確かにちゃんとするのは、大切だ。ある程度の立場ができてくると、「見本を見せなきゃ」と思うのも当然だ。悪いことではない。しかし、それがいきすぎると、自分を見失ってしまう。本来の自分とはかけ離れたところで、何者かを演じることになってしまう。これでは、自分が幸せになるために宗教をやっているのに、本末転倒だ。

 

 また、宗教では、自分を置いておいて人のために、という考えもある。これは大変良くない。大乗仏教テーラワーダの大きな違いは、これかも知れない。

 慈悲の冥想で「私が幸せでありますように」と最初にするのは、その後の「生きとし生けるものが幸せでありますように」というのが、結局は自分が幸せになるためだから、とわかるためだ。

 1+1が2だ、とわからない人は、1+1が2だとは人に教えることができない。残念ながら、自分が幸せでないのに、人の幸せを祈っても、意味がない。

 

 しかし、実際問題これは難しい。だから、「私が幸せでありますように」も、「生きとし生けるものが幸せでありますように」も、一緒に育てていく。あまりに自分勝手な人には「自分のことは置いておいて!」と言うこともあるかも知れないが、現代人には、まずは「私が幸せでありますように」が、非常に大事だ。

 

 だから、我々は在家なのだから、普通の楽しみがあっていい。そこを過度に抑制するのは、ただストレスにつながるだけだ。それだけならいい、ひどくなると、人にまで強制し始める。こうなると、ほんとうにただの迷惑でしかない。現代社会において、宗教が迷惑がられる背景には、こうした理由が占めている部分がある。

 

 いつもお世話になっている

 

・アビダンマッタサンガハ 南方仏教哲学教義概説
 監修 水野弘元、訳注 ウ・ウェープッラ、戸田忠
 アビダンマッタサンガハ刊行会

 

に、こうある。

 

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〈瞋恚相応心の起る原因〉3.知識の狭いこと

 

引用ここまで引用ここまで引用ここまで

 

 単純に言って、視野が狭いと怒りやすい、ということだ。

 

 

 そこで、私が知っている所を紹介することによって、少しでも世界が広がることの助けとなれば、と思い、紹介させていただく。

 

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 スリランカの、仏塔供養法要。10:40過ぎに出てくるヘリコプターから、華を撒いている。スリランカの法要は、軍が協力する。雰囲気を味わっていただけたら幸いだ。

 

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 インド音楽。この太鼓、叩き方全てに名前がついていて、奏者はまずそれを口で歌えなければならない。だから、この叩き方、この人は全て歌える。太鼓の音からもなにか音だけではない中身が詰まって聞こえるのは、そのためだ。すまん、笛はよくわからん。

 

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 間奏が終わり、深刻な歌詞に、サンバのピアノ。こういった、深刻な場面に明るい音楽、というのは実はモーツァルトが得意とするところで、昔からよくある手法ではあるが、その後にベースでのオルガンポイント。もう絶対に思いつかない。

  ニュース番組のタイアップ曲だが、歌詞を見てもらえばわかる通り、マスコミへの強烈な応援ともとれるし、痛烈な批判ともとれる。こんなのをタイアップで局に提出する側もすごいが、それを受け取る局側もすごい。こういう関係、好きだ。

 

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 こっちの方面にはまったく疎いので知らなかったのだが、見てびっくりした。似ているのは背くらいで、髪も服もばらばらだ。しかし、この統一感。あとで調べるとさもありなん、世界的大ヒットだそうだ。

 

 こちらではよりじっくり見られる。

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 ソロで見ると、どれだけとんでもないことをしているのかがよくわかる。

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 精進とはなんなのか、見せつけられる。

 

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 ファッションブランドのWebCM。いい仕事をすると、皆が損しない、という好例。

 編曲、演技、撮影技術、手間。どれもがすさまじい。それでいて、ファッションブランドの服の宣伝になり、うまくドラマと絡んでいる。ここではわからないが、商品が良ければ、買った方も嬉しい。在家としては、こういう関係は非常に大事だ。皆で幸せになろう。

 

 最後に、もうひとつ、WebCM。

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 まるで関係がないようでいて、うまく牛丼がからんでくる。逆に、牛丼があるからこそ物語が進行しているかのようだ。見ていると、食べたくなってくる。